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災害時の通信手段にtwitterが活躍

災害時の通信手段にtwitterが活躍

3月13日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震において、新幹線に缶詰になりながら災害時の通信手段について発見や反省がありましたので、ここに記します。私は携帯電話はiphone1台だけであり、docomoなどの携帯は持っていません。

(1)iphoneの地震速報通知アプリ「ゆれくるコール」

小田原駅。東京で行われる会議のため、会議出席メンバー6名とともに14:41発の新幹線こだま号に乗車。
まったくの偶然だが、乗車前に仲間の一人にiphoneの地震速報通知アプリ「ゆれくるコール」のインストールを勧めた。

乗車して、新横浜の手前あたりでiphoneの「ゆれくるコール」が鳴った。鳴ったときは電車は通常走行中。その十数秒後、車内の照明が消え、さらに数十秒後に電車がスローダウン、停車した。電車が停止する間際に、かなりの揺れを感じた。窓の外の道路では、外灯が大きく揺れている。

ちなみにこの時、「ゆれくるコール」のインストールを勧めた友人は別の車両に乗っており、私の周りにはdocomoなどの通常の携帯のみで、地震の通知などは来ていなかった。設定が必要なのかと思ったが、数時間後にはこれらのdocomo等の携帯に一斉に通知が来た(後述)。

(2)唯一の連絡手段、twitter

車内では照明も消え空調も止まり、重苦しい雰囲気のなか、乗客は携帯で外部と連絡をとろうとしている。しかし携帯は不通、SMSもだめ。メールだけが使えたが、そのうちsmtpが落ちたようで送信ができなくなり、次第に受信も不安定になった。

しかしtwitterは最初から何の遅延もなく使えた(3G回線)。家人はtwitterのアカウントを持っていないが、メールがまだ繋がるうちに私のtwitterアカウントをチェックするように伝達。また、新幹線に乗っていない友人にも私のtwitterアカウントをチェックしてほしいと伝えた。友人はすぐにtwitterアカウントを開設し、フォローしてくれた。

1時間ほどして車内の電力は復旧したが、これから線路や車両のチェックを始めるとのアナウンスが流れ、長期戦を覚悟せざるをえない状況に。

車内で友人たちはワンセグなどでTVニュースを見ていたが、twitterで刻々入る情報のほうが早く情報量も多い。TVニュースではヘリからの空撮が流れているが、あまり情報がない。地元で水道管が破裂したとか、津波警報が出ているといった情報はテレビでは得られない。

こうしている間にも、「ゆれくるコール」が鳴り続けた。

(3)スマートフォンの弱点、バッテリー

私から家人へはtwitterで連絡し、家人からはメールでその返信が届く、という形になったが受信も不安定になり始めた。

車内ですでに3時間が過ぎようとしていたころ、iphoneのバッテリー残量が20%を切った。その後も刻々と減り続け、ついには電源切れ。docomoな友人たちはワンセグを見続けていたが、充電式の外付けバッテリーを持っており、電源切れになることはなかった。

iphoneはネットに接続し続けているとバッテリーの減り方が早く、やはり外部電源が必要のようだ。供給数が限られるコンセント式(純正含む)より入手が容易な乾電池式のものが良いだろう。

(4)新幹線再始動

4時間後、やっと電車が動き出した。最寄りの駅まで行くという。新横浜に近かったので、徐行運転だがすぐに着いた。

駅には人が溢れ、駅ビルの10階付近にあるレストラン街もエレベーターが動いてないので営業していないと判断、駅の外に出た。マクドナルドは満員で、寒い夜空の中にもかかわらず屋外の席まで埋まっている。レンタカーの店舗にも長蛇の列ができていた。

雑居ビルの3階で営業している飲食店を発見し、当面の作戦を練る。お店の固定電話を借り、自宅にも連絡ができた。このとき、大きな余震があり、全員の携帯が地震速報で鳴った。店内の他のお客さんの携帯もみな鳴っていたようだ。特に設定などは変更しておらず、最初の第一波でなぜ鳴らなかったのか?

(5)周囲の人々に勧めよう

使わなかったが、skypeでも通常どおり使えたようだ。使えるかどうかは災害時の規制の度合いなどにもよるのだろうが、twitter、skypeは自分だけでなく周囲の人々にも平時から勧めておいたほうが良いと思われる。

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